メタボリックシンドローム対策の不思議
運動の継続時間が15分を超えて20分くらいからが有酸素運動になると言われています。腹筋よりもさらに内部にある内臓脂肪が問題なのです。瞬発的な短距離走のような運動は苦痛になるだけで脂肪は燃焼しないのでメタボ対策にはなりません。メタボはお腹まわりに脂肪がつくので腹筋を鍛えれば脂肪を減らすことができる…とばかりに腹筋に精を出す人をよく見受けます。これは合っているようで、ちょっと違います。それとは逆に軽い運動を継続して行っている状態、それを有酸素運動というのですが有酸素運動の時間が続くとその分だけ脂肪が燃焼されるのでメタボ対策になります。
前の項でもお話しましたが、ジョギングやウォーキング、水泳などが最も効果的です。ところで、人間の運動には種類があるのをご存知でしょうか。それこそ歩いているだけでも良いのです。この生活をしない状態と比べたことがないのではっきりとは言えませんが、もしかしたらこれをしていなかったら今すでにメタボになっていたかも知れません。その中のひとつが脂肪を燃焼することによって運動エネルギーを得る運動であり、メタボ対策のために運動するのであればこの運動でないと意味がありませんね。種類と言うのは、体内のどのエネルギーを使って運動をしているか、という分類です。
普段エレベーターやエスカレーターを使うところを歩いて上るようにしたり、バス停ひとつ分を歩くようにする…これだけでも毎日続けると全く違ってきます。筆者は大阪市内の都心近くに在住しているので仕事も自転車で行動が可能ですので、どこに行くにも自転車を使っており毎日平均すると1時間くらいは自転車に乗っている計算になります。メタボ対策の双璧である運動についてのお話です。筆者がおすすめするのは自転車ですが、自転車で行動する習慣の無い人や自動車中心の生活をしている人にはなかなか難しいのが現状です。有酸素運動は決して激しい運動をしなくても充分行うことが出来ます。
メタボというのは何も腹筋の筋力が低下することではないからです。食事と運動、この2つがうまくかみあって初めて効果的なメタボ対策になりますので、しっかり実践してください。軽い運動でちょっと負荷が掛かっている、という状態をこの時間以上継続してください。それを毎日やると大変効果的です。ジョギングや水泳はそういった設備のあるところや時間を作ってやらないことには出来ませんが、ウォーキングは歩くだけで良いのですからいつでもどこでもすることが出来ます。
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カテゴリー:メタボリックシンドローム対策