骨盤のゆがみを調べました
座っている時に足を組む人や、寝る時によくうつ伏せに寝る習慣のある人などは要注意です。さらに上半身のわりに下半身が太い、ずんどう気味でおしりが下がっているかた、「イヤだけど、そういう体型なんだからしかたない」と思い込んでいませんか？ 本来逆三角に近い形の骨盤が開いてしまって四角になっている人によく見られる特徴なのです。それは出産の時に胎児が通るために、骨盤が開くように体が作られているからです。本人にとって楽と感じる姿勢である場合もしばしばです。女性の骨盤は出産時に限らず、生理周期によってもわずかな開閉を繰り返しています。骨盤矯正によって締まったボティラインを取り戻すことができるかもしれません。
骨盤を矯正してからも、そういったことを理解して避けるように心がけることが大切です。骨盤は複数の骨で構成されています。ヒトの身体は、無理な姿勢や負荷をかけることの積み重ねで骨盤がゆがみやすいといえます。この場合の無理な姿勢というのは動かしづらいとか本人にとってつらい姿勢とは限りません。長時間座りっぱなしで仕事をする人、重たいものを運ぶ仕事の人など職業的なものもありますが、これらは自分でもわかっているので比較的気をつけて職場でも体操を取り入れたり、ＯＡ器機の位置や作業の姿勢を気をつけることができます。しかし、二足歩行で頭が重たいというヒトの身体の構造上、ゆがみが生じやすいのは仕方のないことかもしれません。
骨盤がゆがみやすい生活習慣というものがあります。むしろ見逃しやすいのは、知らず知らずのうちに普段何気なくとっている姿勢や癖などが骨盤をゆがませる大きな原因となっていたりする点です。そのような癖や習慣に気をつけることで、骨盤のゆがみは軽減します。それではどうして骨盤にゆがみが生じるのでしょう。特に女性の骨盤はゆがみやすいといえます。たとえば、ショルダーバッグや手提げカバンなどの荷物を持つ時に、つい自分の提げやすいほうばかりに持ってしまいがちですが、均等に負荷がかかるように交互に持ち替えるように心がけるとよいでしょう。
体にかかる負荷はなるべく左右均等になるように心がけることもポイントです。これらはどれも骨盤をゆがめやすい生活行動なのです。たとえば、ハイヒールをいつもはいている人、立っている時にどちらかの足に重心をかける癖のある人、もしくは立っている時に足をクロスさせて立つ人。さらにそれが関節で背骨や脚の骨とつながっています。とても柔軟で実によくできた仕組みです。具体的には、どういったことが骨盤がゆがむ原因となるのでしょうか。
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カテゴリー：骨盤のゆがみ